前からうすうす気づいていたものの、なんとなく確信していなかったことが確認できました。インドの人と仕事をするときに、彼らの使う独特の言い回しにちょっと戸惑っていました。例えば、Do the needful。必要なことを対応します、みたいな感じかなあ。メールの文章で「kindly」がしょっちゅう出てきて、kindly do the needfulとか。many thanksとか、Noted with thanksとか。アメリカ人って、そういう言い回ししません。ある日アメリカ人の同僚がたまたま「インド人の英語の言い回しって変だよね」という話をしているのを聞いて、ああ、これはやっぱりアメリカ英語とは違うんだなーと思った次第です。
とはいえ、インドは昔イギリスの植民地だったわけで、その影響で英語を使い始めたのだから、まあアメリカ英語と違っていても驚きはないよなあ、とも思います。
インド英語とアメリカ英語の違いをまとめたサイトまでありました。
https://www.immihelp.com/newcomer/indian-english-american-english-language-dictionary.html
こんなのを覚える必要はないと思いますが、人の英語をまねて英語を使っている私にとっては誰を手本にするか、というのは結構重大なのです。どっちがいいというわけではないですが、やっぱりアメリカで通用する英語のほうが、ちょっと安心かな、と思います。20年後は違うかもしれませんが、そのときはその時ということで。
2018年9月19日水曜日
2018年9月4日火曜日
アメリカ人はNiceなのではなくて、Niceでなければならないのだ
何かで読んだのですが、何だったか忘れました。細かい言い回しもちょっと違うかも。でも大意はこんなかんじ。
「アメリカ人はNiceなのではなくて、Niceでなければならないのだ」。
すごくよくわかります。ちゃんとした人は努力して意図的にNiceなのです。そして、そうでない人たちは、なにか選択肢が出てきたタイミングで避けられたり、声を掛けられなかったり、そうしていずれ相手にされなくなります。なので、Niceではないことには全く得がないことをみんな知っているのです。簡単にクビになる世界では当然といえば当然かもしれません。
日本人同士での仕事するときはその正反対です。中にはよくできた人がいて、そういう人は人を不快にしないように、誠意をもって対応してくれるのですが、そうでもない人のほうがむしろ多いように思います(会社や部署にもよると思いますが)。つい忙しくなったり、カッとしたりすると、「Niceでない」態度をとりがちですが、そこはぐっと我慢してNiceな人に戻るように気を付けたいと思います。人の様子を見ていると、よくわかるものです。自分も過去にNiceでないことをしていたかと思うと顔から火が出そうになりますが、今さら過去のことは変えられないので、今後そうしないように気を付けるのみです。
ちゃんとしてないと、「そんなこと聞いてない」とか、そういうことになっても不思議ではないです。何かを報告してもらった時はたとえ内容が何であっても「ありがとう」とか、なかなか難しいですが、できる人は当然のようにやっています。そうすることで、次の報告もしてもらえるようになります。世の中で出てくるいわゆる「不祥事」的なことは、そういう現象の負の連鎖の果てに出てくるのではないかと予想してます。
自分への戒めとして、そう思った時に書いておこうと思いました。
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