2018年10月6日土曜日

ポジティブなアメリカ人


アメリカ人は一般的に非常に前向きなことを良しとするので、一緒に仕事していて気持ちいいです。ちょっと挑戦してみてやっぱりだめでも"good try"とか、励ましてくれます。もちろんちょっとうまくいったらGreat Job. 自分では大したことをしていないとおもっていても大袈裟に”Fantastic Job!"とホメてくれる人もいます。そりゃ気持ちいほうがいいよね。粗さがしをするばっかりより気持ちも盛り上がって気持ちよく家に帰れる。

と長く思ってましたが、でも、やっぱり、仕事なので、もっといい仕事をしてほしいな、と思うことは当然あるわけです。そういう時、一体どうしたらいいんでしょうか。例えば、Aさんの仕事が無事完了して、Great Work!となるわけですが、そのGreatにもいろいろあるわけです。満点に近いGreat、平均点くらいのGreat、そして、赤点すれすれ(将来に禍根を残すような問題は置き去りにして)のGreatも、おおむね一言でGreatとして処理されます。直属の上司ならどのレベルのGreatかわかるのですが、その上となると、細かいところまでは分かりません。ともあれ仕事が前に進んで会社に貢献できたから、上の方の人はホメます。しかし、直上の人なんかは詳細を知っていて、どの程度のGreatかわかるわけです。それで評価して、全然ダメ、となることもありえます。もしそうなった場合、Aさん本人は上のほうの人からはとても評判がいいのに、なんでこの上司は俺のことを評価しないんだ!ぷんすか!となっても不思議ではありません。また、そうならなかったとしてもいずれ昇進のチャンス等がやってきたときも自分は上から評価されていると思っていたのにいつまでたっても昇進しないじゃないか、ぷんすか!となってしまいます。

うーん。こういう「本人は真の評価をしらないまま、自分はイケている、よくできている」と思い込んでいる状態って、非常に不健全だと思います。そして、これ、アメリカで起きそうです。たぶんそうならないように直属の上司が手綱をしっかり持ってるんだろうけど。。。

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