2019年1月5日土曜日

今までどうやって英語を勉強してきたのか その3

9.就職後11年目~14年目

日本に帰国後、ちょうど始まったくらいのTOEIC S&Wを受けてみました。覚えているうちに。その結果Speaking 180点、Writing 170点。この点がどういうことなのか結局わからず、その後受けてません。この試験って、みんな受けてるんだろうか。。。
帰国後も引き続き同じ日本の会社に勤めてますが、私がボストンに引っ越したタイミングでアメリカの会社を買収してその会社とのやり取りが出てきたので、英語が大活躍。便利だなーと実感。そんな感じで、英語も使う機会があるし、もう英語の勉強にエネルギー使うのはやめた、と思って油断していたら、13年目に社内のルールでTOEICを受けることになってしまいました。イヤだけどどうせ受けるならと思い直し、990点って、狙ってとれるもんかと思って再度ALCの教材を購入。確かこんな感じの教材です。超難しいから、TOEICを受けたら簡単に見える、みたいな感じ。まあ、確かに難しくて、なかなか正解できません。一通り練習して試験を実際に受けてみると915点(Listening 460点、Reading 455)。うーん、微妙・・・帰国後約2年くらいたっていてもスコアが低下していないことはよかったのですが、やっぱり990なんて無理。できないことを言い訳に、もうやらないことを堅く決意。できないひがみなのですが、普通に仕事するうえで990点なんて全く不要。英語のせいで意思疎通ができなかったことなんてまず起きなくて、仕事能力の問題で意思疎通ができないことのほうがしょっちゅう起きてます。自分が学ぶべきことは仕事能力なのだと悟る。

10. 就職後15-16年目

研究から離れていわゆる研究と他部門の調整部門に異動。英語のやり取りが極端に増えたわけではないですが、やっぱり便利なことには変わりなし。ほかの部門、外の会社への顔みたいな立場なので、そこをうろたえることなくできるのは精神衛生上とてもよろしい。引き続き油断して英語の勉強の時間はほとんどとっていないので(望ましいことではないとは思いつつ)好きな読書を好きなだけできるのでうれしい。

11.就職後17年目

去年です。今の職場に異動(日本の親会社から出向でアメリカのベンチャーに出向)して、ようやく1年が経ちました。日本の親会社と現地をつなぐことも仕事の一部なので、英語も日本語も駆使します。出向先で同じ出向者と仕事の話をすることもありますが、部署、立場がバラバラなので、意識的に機会を作らない限り会話をする機会はありません。昼食もバラバラだし、飲み会もほぼなし。なので、仕事中の使用言語は英語8~9:日本語1~2くらい。

英語8~9の仕事のうち、会議は日本の時ほど多くないですが電話会議の比率が多く、会ったこともない人とメールと電話で意思疎通しながらなんとか仕事をこなす状態なので、ちゃんとできているかかなり不安。初めて持った部下2人がアメリカ人。うち一人は在宅勤務で2か月に1回くらいしかF to Fで会わない。でもとりあえず大事もなく1年が無事に終わったので、良しとする。ある同僚がとても親切で、このブログのエントリーになっているイディオムなんかをきちんと説明してくれるので、とても助かりました。こういう知識は実戦で学ばないとなかなか身につかないので貴重です。

ということで、いまのところこんな感じ。最初に書いた通り、基本的には人によって状況やバックグラウンドが全然違うのでなんの参考にもならないと思います。それでも、こういう話はあまり出てこない気がするので書いてみました。こうやって見るとこんなに長い間勉強しててこの程度なんて涙がでそう。

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