2018年8月31日金曜日

終焉の問い

珍しく今日はまじめな話を。

こんな記事を見ました。
https://coach.co.jp/view/20180829.html

人生の転機を乗り越えられなかった人には、何が欠けていたのか。

米国の臨床心理学者ウィリアム・ブリッジズ氏は、膨大なインタビューに基づき、それは、「終わらせることができなかったということに尽きる」と結論づけています


昔の経験や体験を懐かしく思ったりするのは誰でもあることで、そういうことを言っているわけではないんだと思います。今までの前提とか、そういうのが違うことを素直に受け入れることができるか、そして、自分のやり方を変えることができるか、ということが問われているのだと理解しました。

「終わらせること」はどうやら多くの人が得意ではないらしい。日本の学校教育でも、「終わらせ方」について問われたことはなかったんじゃないかな。新しいことをすることはあっても、終わるときはなんとなく終わる。生産性の低い会議とか、何となく終わる。


仕事をしている女性が出産して、いろんな制約が出てくることも、実はいい経験なのかもしれない。何かを「やめる/やめざるを得ない」ことが出てくるので、それを乗り越えることが経験として蓄積される。あ、でもこの時は自分が「強制的にやめさせられた」と思うか、「自分の意志でやめた」と思うか、でその後は大きく変わるんだろうな、とも思う。だから、「自分の意志で終わらせることができたかどうか」なんだろうと思う。

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