2019年2月4日月曜日
コミュニケーション力2
コミュニケーション力のついでにもう一つ。
「最近の若者はコミュニケーション力が低い」という意見を会社での雑談や新聞、雑誌やWebで度々見かけます。自分も40歳を過ぎていて、そういう意見は分からないでもないとは思います。
一方、これは新聞とか雑誌とかで発言する機会が多い「非若者」の意見かもしれないと思うようになりました。特に3年ほど前に研究の仕事から、いわゆる調整部門の仕事をするようになって以来、こういうことを思うようになりました。コミュニケーションって、一方的ではなくて相手あってのモノなので、片方が一方的に悪い、というのはちょっとフェアじゃないです。例えば、最近の若い人はLineとかでのコミュニケーションがメインなので、電話が苦手です、みたいな話が日経新聞に出てました。確かに電話できないと困るけど、それができないからコミュニケーション力足りませんとか、そういうものでもない。電話が苦手、というだけのこと。誰(おじさん)でも苦手なことはあるし、「酒を飲まないと腹を割って話ができない」という始末の悪い人もいるわけです。こっちが酒を飲みたいかどうかに関係なく、酒を飲まないやつとは分かり合えないという傲慢な主張。私から見ると変だし身勝手です。ともあれ、どっちも得意と苦手があるだけなのです。
チャットのほうが得意という人とは、Skype for Businessのチャット機能でコミュニケーションしてもいいわけです。議論できて、意思がきちんと伝わればそれで問題ない。仕事に支障ないならメールでもいい。「同じ部屋の人にメール送るなんて許さん」みたいなこと言う人もいると聞いたことがありますが、そんなの関係なし。そんなこと言ってたら、その人は孤立するだけ。その挙句「あいつらは何も報告してこない」と怒っちゃう。独裁政権ならそれでもいいけど、そんなのでやっていける時代ではないと思う。同じ前提を持った人たちだけで仕事がしたいなら、快適な小さい単位でまとまって、その中で一生を過ごしたらいいだけのことです。
「最近の若者はコミュニケーション力が低い」って言っている「非若者」は、自らのコミュニケーション力の低さを露呈しているだけで、無能を世にさらしているだけに聞こえます。自分が得意とする、もしくはそれが当然だと「自分の都合で勝手に正しいと信じている」方法に縛られることにならないように気を付けたいものです。
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