2019年3月9日土曜日
活躍できる場所
こっちで仕事をしていて、つくづく思うのは、もともと在籍していた親会社の同僚の専門性はとても高く、研究の進め方とか、そういうのは非常によくできているのに、それをフルに生かす機会が与えられていないのではないかなーということです。
逆の言い方をすると、こっちである程度専門家として仕事をしている人でも、レベル感は相当ばらばらで、私からみると全然できてない感じの人でも、ふつうにそれがまかり通っていたりしています。あ、もちろん私がその人を良く見れていないからであって、ほかにすごくすぐれた点があるのかもしれません。が、ともあれ、日本にいる元同僚の人たちが普通にこっちに来て仕事をしても、英語以外の点においては全くの問題がないどころかとても優秀な人、ということになるのになーと思うのです。なんか、とてももったいない。こっちで働くためにはビザと語学の問題があるので簡単にはいきませんが、基本的な仕事遂行能力がもったいない感じです。しかもそれは大抵の場合新入社員の時から時間とお金をかけて育ててきた人材です。
意思決定をこなしてきた数に関しては日本で仕事するほうが少ないかも。こっちでは、仕事はより「各専門家が集まって仕事している」という感じなので、自分の分野のことについてはおおむねその人が責任をもって決めます。私もこっちで働き始めて少し戸惑いましたが、慣れればどうということはありません。そのために今まで経験を積んできたのだし。でも(程度の大小こそあれ)比較的経験の浅いうちから意思決定を強いられて育っていくと、やはり成長速度に大きな違いが出てくるのかもしれないな、とも思いました。これは性格とか社風も影響するので簡単ではないですが、でも決める経験というのは大事なポイントだと思います。
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