2019年4月10日水曜日
アメリカの高校生
いまの会社、たまに同僚が子供を連れてきたりします。今日はある人の高校生の息子さん。彼は、どうやら高校の授業の一環らしきもので、「なぜ薬の値段は高いのか」という課題をもってやってきました。で、いろんな人に話を聞いて、それを自分なりにまとめるのだそうです。アメリカでは今ホットな話題ですよね。どういう理由でこの課題にたどり着いたのかわかりませんが、教育的に素晴らしい。
で、15分くらい話をしたのですが、彼が何を言っているのか聞き取るのが大変でたいへんでした。日本でもそうですけど世代が大きく違うと、しゃべる感じが大人とかなり違うので、会話がとても難しいのだと思い知らされました。なんかうまく表現できませんが、そんな感じ。もちろんそんなことではダメで、こっちが受け止めるべきなのですが、なにぶんちょっと分が悪い。
後日、彼の父親が、彼が書いてくれた”Thank you card"を持ってきてくれました。アメリカではそういうカードを結構気軽にやり取りするということは知ってはいたのですが、実際にもらうことは今まであまりなかったのでびっくり。で、ついでに手書きで書いてある文字のあまりの読みづらさにさらにびっくりしました。アメリカ人の文字はお世辞にもあまりきれいではない(ように日本人の私には見える)ので、そういう文字をきれいに書くかどうかところではなく、カードを送って気持ちを伝える、というところに重点が置かれているんですね。たぶん。
日本のある大学の先生が教え子の学生から来た年賀状の字が汚いといって激怒されたという話を聞いたことがあるのですが、それとは考え方がだいぶ違うんですね。
父親もとてもいいひとなのですが、息子の彼も礼儀とかそういうことをキチンを教えられているんだな、すごいなあ、とも思いました。
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