2019年5月1日水曜日

違う言語をしゃべるときの性格の違い


先日一緒に日本に出張したアメリカ人同僚がこんなことを言ってました。
  • 「違う言語をしゃべるときの人格は言語毎に違うのもになる」
  • 「違う言語をしゃべると、その人がデキそうか、そうでないかの印象も違う」
うーん、前者についてはなんとなく、そんな気はする。自分も昔はそうだったのですが、周りに知っている日本人がいる状態で英語を話す、ということがなんだか気恥ずかしくてイヤでした。今はもう慣れましたが、この気恥ずかしい気持ちの原因の一つが、この「違う言語では違う性格」という要因ではないかなと思います。英語でのコミュニケーションの時は基本は相手に伝わるように言わないと目的が達せられないので、アイコンタクトとか、身振り手振りとか、イントネーションとか、そういうのをアメリカ人っぽくするのです。そのためには、性格とは言わないにしても、自分のどこかを変えないとなかなかできない。自分自身のケースで人格の違いまで意識したことはないのですが、人から見るとそう映るのだと思われます。

ちなみに、デキるデキないの印象は積極的にしゃべるかどうかが鍵のようで、そもそも会議で全然しゃべらない場合はやっぱりデキないと思われてしまうようです。英語の会議でしゃべれなかった人が、日本語になったとたんに喋る、しかも専門的な話をきちんとしているように見えると、同じ人とは思えないくらい印象が違うのだそうです。個人的には「しゃべればいいってもんじゃないだろう」と思うけど、そういう文化なんでしょうね。



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