2019年7月22日月曜日
単身赴任と家族で赴任での覚悟の違いは?
日本独特らしい単身赴任システム。私は幸いいままで2か月と3か月の短期単身赴任をしかしたことありませんが、会社には数年どころか10年近く単身赴任している人もいます。うちの会社で日本からアメリカの会社に単身赴任している人も結構多そうです。会社の人といろんな話をしていて、「ああ、こういう考え方があるのか」と思ったので書いてみます。
私は妻にこっちに来てもらいました。生まれたばかりの一人目の子供がいるので、やっぱり一緒に暮らして成長の様子を見たい、というのがあったので。でも、人によっては子供が高校を出るまでは奥さんは日本にいなければならない、とかそれぞれ事情があります。
では、アメリカの会社にいる人からすると、どう見えるのだろうか。私は、「そりゃ家族全員でビザ取って、日本の家を引き払って、妻も仕事もやめてアメリカまで移住してきて働いているのだから、仕事に対してのコミットメントは強いと思われているだろう」と思ってました。「腰掛けではない」というか、そんなイメージです。でも単身赴任している人としては「そもそもアメリカ人ではありえない単身赴任をつらい中(個人差あり)我慢してアメリカに単身住んで仕事しているのだから、コミットメントはとても強いと理解してもらえるだろう」と考えるのだそうです。
うーん。なるほど、確かに、そういう考え方もある。
大事なのは正解がどちらかということではなくて、違う立場でもこうやってどっちも全く正しそうなことが言えてしまうことです。
会社によっても違うけど、単身赴任には「単身赴任手当」というものが出ます。海外の場合はそこそこの額になるので、そういう苦労とか不便はお金で許してね、的な発想だと思ってましたが、必ずしも実感としてはそうではないのかもしれません。
ここまで書いて、ふと思ったのですが、そもそも親会社に籍を置いて出向している時点でいつでも帰るところがある「腰掛け」と思われるのかも。なんか、そんな気がしてきた。。。そうなると上の2つの例なんて、ちゃんちゃらおかしい感じなんでしょうね。
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