2019年7月11日木曜日
XXできる?と聞かれたときの答え
仕事をしていると、いろんなお願いがやってきます。いつまでにサンプルを出荷できるか、とか、いつまでに分析は終わるか、とか、いつまでに資料を出せるか、とか。
大学を卒業して就職した最初の職場では、その部署とその関連部署の風潮として、何か頼まれたら「できない」とまず言われる、もしくは怒られる、そんな感じでした。で、あとあとよくよく聞いてみると、どうやら、とりあえずダメって言っておいて、威嚇?しておき、でもあとは一応話を聞いて何とかしてくれることもある、みたいなそういう作戦みたいなのなんだ、ということを聞きました(もちろんみんなそうというわけではない)。当時は「へー。オジサンたちはそんな風に仕事をするんだ」とおもってました。
いま、小さいベンチャーの会社で仕事をしていると、何か頼むと皆さん「とりあえず頑張る」みたいに言ってくれるので、すごく気持ちよく仕事できます。もちろんできると言っておきながら無理なこともあるけど、それでも「みんな最善を尽くして頑張ろう」(といっても日本のモーレツサラリーマンのように徹夜で死にそうになりながらやるわけではないけど)と言って何とか頑張ってくれます。100%満額回答ではないけど、何とかなるようにしてくれます。
この姿勢の違いは日米の違いかな、とも思ったのですが、実はそうでもなかったです。いまアメリカのある会社(A社)に業務委託しているのですが、その会社は何かお願いしたら一言目に必ず「それは無理」と返事してくるのを思い出した。で、そのあと必死に交渉することになるのです。すべて通らないわけではないけど、相当渋られる。しかも、立場的にはこっちがお金を払って仕事をお願いしているのです。お金払ってるんだから何でも言うこと聞け!とは全く思いませんが、そんなんでお客さん激怒しないのかな?いままで一体どうやって仕事を取ってきてるんだろう?と心から不思議に思います。正直A社さんとはチャンスがあれば仕事やらなくていいようにしようといろいろ画策しています。
このA社も私が最初にいた職場と同じ考え方なのかどうかは分かりませんが、なんか、そういう環境で仕事するのは、ホントにやだなと思います。それと同時に、人に頼むときは、やっぱり受けいれやすいようなお願いにしてすべきだな、とも思います。100%自分の希望を言うのではなくて、80%か70%だけど、これだけやってもらえたらOKというあたりを見極める。仕事の完成度は100%にならないけど、それで問題ないならそうする、みたいな感じ。そうすればお互いの負担も減っていいんじゃないでしょうか。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
違う言語を喋るときは性格が変わる?
同僚はアメリカ人なので会社では英語、家族は日本人なので家では日本語です。幸運なことに会社にも同じ日本人出向者はいながら、仕事ではほとんど関係しないので本当に英語のみ。トレーニングには最適です。 それで気づいたのですが、自分が英語でしゃべっている時はどうやらちょっと性格が違う人...
-
いま過去の下書きを見たら、赴任中に学んだことをまとめてあったのでそのまま上げます。どうやら3月3日に書いたもののようです。 ========================================= アメリカの会社出向中は日本とはだいぶ違った感じの経験でした。会社として...
-
Thanks a lot!のエントリーで書いた通り、英語学習にはゴールがありません。どこまでやってもキリがない。わかりやすい例を同僚が教えてくれました。 非ネイティブの人の多くは、発音(というか、みなさんaccentといいます。なぜかpronunciationとは言わないの...
0 件のコメント:
コメントを投稿