2019年10月7日月曜日

スポーツと仕事


日本からの出張者に、いま日本でラグビーがすごく盛り上がっていると聞きました。確かにニュースになってます。私もアイルランド戦はインターネット経由で見ました。

アメリカでは断然アメリカンフットボール。ラグビーのラの字も出てきません。同じようなボール使ってるのにねえ、と思ったら、違うそうです。アメフトは片手でボールを投げるから、投げやすいように指が引っかかる縫い目みたいなのがあるし、そもそもボールが小さいのだそうです。お恥ずかしい話ですが、知りませんでした。高校の体育の授業でラグビーやったんだけどなあ。

日本から出張で来ていた人のうちの一人が「実は高校でラグビーをやっていた」という話になって、いろいろ話をしました。それで、「ラグビーをやっている人からみるとアメフトってどう見えるんですか?」と聞いたら、「あれはあれで楽しいと思う。でも、プレーがぶちぶちと切れるのが好きではない」とのことでした。確かにそうです。ほかの人は「アメフトはものすごくシステマティックで、例えば何歩歩いたら投げる、とかそういうレベルで指示が決まっていて、それを遂行するんだ」だそうです。さらにアメフトは、「キック専門の人」がいるとか、「攻守でメンバーが入れ替わる」とか、役割がものすごくはっきりしています。で、それってアメリカの会社のイメージです。専門家が集まってて、それを結集して仕事、みたいな感じ。GeneralistよりもSpecialist。ラグビーもポジションがあるので専門がないわけではないけど、攻守でヒトが変わったりしないから、アメフトほど極端ではない。たまたまですが、いま勤めている会社の社長は若いころにアメフトをやっていたことが話題になりました。

そうか。スポーツでの経験とか役割分担とかが、仕事のスタイルに影響しても不思議はないな、と思います。一方その社長さんのカウンターパートに当たる日本の人はラグビー出身。似ているようでだいぶ違うスポーツ。たまたまですが、なんか面白い。仕事のスタイルもだいぶ違うんだろうなーと思います。

あ、スタイルが違ったらダメということではないです。お互いそれを理解して尊重していれば、そんなに問題は起きないと思います。自分のやり方を押し付ける、とかそうしなければいいんじゃないでしょうか。相手がどういう理由で発言しているのかを理解できれば、仕事はずっと楽になると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

違う言語を喋るときは性格が変わる?

同僚はアメリカ人なので会社では英語、家族は日本人なので家では日本語です。幸運なことに会社にも同じ日本人出向者はいながら、仕事ではほとんど関係しないので本当に英語のみ。トレーニングには最適です。 それで気づいたのですが、自分が英語でしゃべっている時はどうやらちょっと性格が違う人...