USの祭日は日本より少ないです。年に10日くらい。また、州によって祭日ではなかったり、別の祭日があったりもします。その代わり、Thanksgivingのあととか、クリスマスの後とか休みだし、夏休みも好きなタイミングでバケーションをとる。休みが分散するので合理的です。
日本はGWが長くて、来年は10連休だとニュースに出てました。でもって、こんなに休んだら、学校に慣れてきた子供たちに精神的な悪影響も。。。とかそんなことまで言ってる。えーっと、子供たちの精神的な影響を無視しろと言ってるわけではないです。そこを心配するなら、本気で祭日を減らすことを考えるべきではないかと思います。いろいろ手続きがあったりして簡単に廃止できないんだろうけど、祭日の追加はいくらでもできてるんだから、不可能ではないと思います。
こんな
サイトがあって、ここに祭日の変遷があります。年間祭日数を簡単にまとめると、
1948年 9日
1966年 12日
1973年 振替休日の追加
1985年 祝日と祝日にはさまれた平日は祝日になるルール
1989年 13日(みどりの日、天皇誕生日)
1995年 14日(海の日)
2007年 15日(昭和の日)
2016年 16日(山の日)
どこまで増えるんでしょうね。正直「山の日」ができたことに、その1年後まで知りませんでした。
昭和の終わりごろは、家族みんなで行楽地にいってお弁当食べて、めちゃ混んでるけどまあ、楽しいよね、みたいなライフスタイルがなんの疑問も持たずによしとされていたように思います。が、いま、もうそんなこと全然ないですよね。多くの人はそういう生活しているかもしれませんが、嗜好、家族構成等は大きく変わっていると思います。なので、休みたいときに休むことができるように無理やりでも持っていくのがいいと思います。共働きとか保育園の問題があると難しいというのは理解できますが、どっちにしても問題は起きるので、そうであれば自分の状況に合わせて選べるほうがいいと思います。休みが分散したほうが航空会社、ホテルなんかもずっと助かる。
アメリカの人と仕事していると、夏はバケーションで急にしばらく担当者不在で困ることはあります。が、それでも世界は回っているのだから、日本だけ無理、なんてことは絶対にない。やる気だけの問題と思います。