2018年10月28日日曜日

金曜日の会社


なぜか最近、金曜日になると会社に人がいなくなります。
昼までで帰っちゃったりするひともいるし。
たぶん、出張とかなんだと思いますが。。。しーんとしてます。
たしかに実験以外の人はたいてい自宅で仕事できちゃいます。なので、あまり会社にいなくてもすべきことは粛々と進むし。

私は会社にいるほうが仕事がはかどります。それは

  • 会社が家から近いこと(車で片道15分)
  • 家にいるとどうしても家族の声が聞こえて気になること
  • 家のオフィス環境があまりよろしくないこと(ネットの通信速度)

なので、金曜の午後は一週間で一番好きな時間帯です。いろんな未対応の仕事の処理がすすんで1週間を気持ちよく終えることができます。

2018年10月12日金曜日

祭日廃止の勧め


USの祭日は日本より少ないです。年に10日くらい。また、州によって祭日ではなかったり、別の祭日があったりもします。その代わり、Thanksgivingのあととか、クリスマスの後とか休みだし、夏休みも好きなタイミングでバケーションをとる。休みが分散するので合理的です。

日本はGWが長くて、来年は10連休だとニュースに出てました。でもって、こんなに休んだら、学校に慣れてきた子供たちに精神的な悪影響も。。。とかそんなことまで言ってる。えーっと、子供たちの精神的な影響を無視しろと言ってるわけではないです。そこを心配するなら、本気で祭日を減らすことを考えるべきではないかと思います。いろいろ手続きがあったりして簡単に廃止できないんだろうけど、祭日の追加はいくらでもできてるんだから、不可能ではないと思います。

こんなサイトがあって、ここに祭日の変遷があります。年間祭日数を簡単にまとめると、

1948年 9日
1966年 12日
1973年 振替休日の追加
1985年 祝日と祝日にはさまれた平日は祝日になるルール
1989年 13日(みどりの日、天皇誕生日)
1995年 14日(海の日)
2007年 15日(昭和の日)
2016年 16日(山の日)

どこまで増えるんでしょうね。正直「山の日」ができたことに、その1年後まで知りませんでした。

昭和の終わりごろは、家族みんなで行楽地にいってお弁当食べて、めちゃ混んでるけどまあ、楽しいよね、みたいなライフスタイルがなんの疑問も持たずによしとされていたように思います。が、いま、もうそんなこと全然ないですよね。多くの人はそういう生活しているかもしれませんが、嗜好、家族構成等は大きく変わっていると思います。なので、休みたいときに休むことができるように無理やりでも持っていくのがいいと思います。共働きとか保育園の問題があると難しいというのは理解できますが、どっちにしても問題は起きるので、そうであれば自分の状況に合わせて選べるほうがいいと思います。休みが分散したほうが航空会社、ホテルなんかもずっと助かる。

アメリカの人と仕事していると、夏はバケーションで急にしばらく担当者不在で困ることはあります。が、それでも世界は回っているのだから、日本だけ無理、なんてことは絶対にない。やる気だけの問題と思います。
 

2018年10月9日火曜日

会社的挨拶のやりかた


私の周りのアメリカ人は朝会ったら必ず「How are you?」的な会話をします。習慣なんだろうなーとは思いますが、本当に教科書に書いてあった通りだ~と改めて思いました。ボストンでももちろんそうでしたが、改めて思いました。

会社の廊下であった場合はそんな感じで、ひとことふたこと挨拶しますが、自分がオフィスの中にいて、その横の廊下を同僚が通り抜けたときの挨拶のしかた、これが、すごくいい。Hi 〇〇!だけ。社長も廊下をうろうろしてるけど、一言だけ言って一瞬で見えなくなる。でも合わせて手をぱっと上げて、おはようの意思表明をしてくれます。この手を上げるという行為がすごく便利です。日本的には、お辞儀、とか、とくに目上の人とかにはそうですよね。でもアメリカはそんなの関係ない。手をぱっと上げて、それで終わり。お辞儀って、なんかわかりにくいんですよね。しかも下を向くから、向こうがどうしているか一瞬見えなくなります。それよりも手を挙げて、アイコンタクトを続ける、というほうが、健全かつ、明快です。ちなみに、さようなら、も手を挙げてSee you。たまに”Do not work too hard, otherwise you need to pay for the electricity bill...”みたいな冗談を言ってくる人もいますが、ともあれ手を上げればすべて解決。

こういうのが会社の文化になっている日本の会社もたぶんあると思う。そして、そういうのはとても素晴らしいことだと思います。お互いの存在をきちんと認めている、という意思表示なので、楽しく仕事する職場を作るためには必須かつ便利なアイテムなのだなあとおもうのです。

2018年10月6日土曜日

1対1で電話するためにアポ?


今の仕事は、離れた場所で行われている仕事をつなげるような感じなので、F to Fのコミュニケーションは比較的少なく、すぐT/Cとかになります。部内の進捗ミーティングもT/Cだし、社外で仕事をお願いしている会社さんともF to Fでお会いすることはめったにない。アメリカ広いし。

ということで必然的に仕事はメールが主なものになってきます。でも、不思議なことに1対1の電話というのがあまり登場しません。しかも、電話するとしても、多くの場合、アポをとって、電話します。明日の13時からね、とか。合理的といえば合理的。でもなんか変。

前の職場(日本)では、メールするより電話したほうが早い!ということが多く、メールは電話の話を確認するため、みたいな使い方してました。だから、いきなり電話します。電話の使い方ってそんなもんかと思ってました。でも、確かに、これって相手の時間をいきなり奪っていくわけだから、礼儀としてはよろしくない。

ということで、おそらく相手の時間を奪うことは失礼だ、というのが先に来て、それで電話アポ制になっているんだと思います。ただ、これがほかの会社ではどうなのか、とか、わかりません。同僚に聞いてみます。

それにしても不思議な感じです。


ポジティブなアメリカ人


アメリカ人は一般的に非常に前向きなことを良しとするので、一緒に仕事していて気持ちいいです。ちょっと挑戦してみてやっぱりだめでも"good try"とか、励ましてくれます。もちろんちょっとうまくいったらGreat Job. 自分では大したことをしていないとおもっていても大袈裟に”Fantastic Job!"とホメてくれる人もいます。そりゃ気持ちいほうがいいよね。粗さがしをするばっかりより気持ちも盛り上がって気持ちよく家に帰れる。

と長く思ってましたが、でも、やっぱり、仕事なので、もっといい仕事をしてほしいな、と思うことは当然あるわけです。そういう時、一体どうしたらいいんでしょうか。例えば、Aさんの仕事が無事完了して、Great Work!となるわけですが、そのGreatにもいろいろあるわけです。満点に近いGreat、平均点くらいのGreat、そして、赤点すれすれ(将来に禍根を残すような問題は置き去りにして)のGreatも、おおむね一言でGreatとして処理されます。直属の上司ならどのレベルのGreatかわかるのですが、その上となると、細かいところまでは分かりません。ともあれ仕事が前に進んで会社に貢献できたから、上の方の人はホメます。しかし、直上の人なんかは詳細を知っていて、どの程度のGreatかわかるわけです。それで評価して、全然ダメ、となることもありえます。もしそうなった場合、Aさん本人は上のほうの人からはとても評判がいいのに、なんでこの上司は俺のことを評価しないんだ!ぷんすか!となっても不思議ではありません。また、そうならなかったとしてもいずれ昇進のチャンス等がやってきたときも自分は上から評価されていると思っていたのにいつまでたっても昇進しないじゃないか、ぷんすか!となってしまいます。

うーん。こういう「本人は真の評価をしらないまま、自分はイケている、よくできている」と思い込んでいる状態って、非常に不健全だと思います。そして、これ、アメリカで起きそうです。たぶんそうならないように直属の上司が手綱をしっかり持ってるんだろうけど。。。

メールとF to Fのギャップ


いま、出向の立場で元いた職場から物理的に遠く離れて仕事をしています。元いた部署と今の職場をつなげる仕事もしているので、引き続きコミュニケーションを発生してます。また、今の会社の同じ部署の同僚4名(うち2名はコンサル)のうち3名は自宅で仕事をしています。

そんな中で日々思うことが、「メールから受ける印象と、F to Fで受ける印象のギャップが大幅に異なる人がある程度の数存在すること」です。で、たいていの場合は「メールを見たら、めちゃ嫌なヤツだけど、F to Fであってみると普通か、むしろ話しやすい」みたいなケース。なぜか、メールはすごくいい感じなのにF to Fであってみると超邪悪なひと、というのはあまりお目にかかりません。

なんでこうなるのかというと、

書き手側の問題
  • 職業柄も含めてメールの文章が非常に簡潔、悪く言えばそっけない。いきなり話題の核心をメールで送り付け、それだけ終わったら去っていく。一般論として職位が上の人になるほどこの傾向がある気がする。
  • メールでは表情によるフォローがないが、それを言葉で補えていない。もしくは、補う必要性を感じていない。意図的に補っていない、等。
  • メールだったら相手の前にいないからどんな乱暴な書き方でも罪悪感を感じず攻撃的なメールが書けてしまう(→論外ですが)。
受け手側の問題
  • 自分の不本意なメールを受けたとき、それが文章で書かれていると、言葉で言われた時よりも腹が立つ(何度も読み返せるし)。
  • 個人的な経験に基づいて、メール文章から勝手に書き手を妄想してしまう。で、実際あってみてイメージと違っていてがっかりしたりびっくりしたりする。
で、何がいいたいかというと、これって、今後仕事をしていくうえで、ヒトとして克服すべき課題であり、やっぱりF to Fとメールから受ける印象が近いものにならないと「不誠実なひと」と取られても仕方ないのでは?と思ったわけです。上記の受け手側の問題があるので、完全な対策はできませんが、一方で、「この人のメールは非常に感じが悪い」ということを多数の人間が認めることは結構ありそうです。だって、そういうメールって、すごく感じが悪いから。

忙しければ忙しいほど、メールに時間かけたくないです。その気持ちはよくわかる。でも、仕事をするためには本当はいったい何に時間をかけるべきなのか、を考え直す価値はあるように思えてきました。結局、ちょっとしたメールを推敲する時間をケチって、人との関係をこじれさせたり、人の気分を害したりするくらいなら、最初からちゃんと手を抜かずやっとけや!と思えてきた。

Gmailの設定をしておくと、相手からメールが来た時に、3つくらい答えの候補を提案してくれる機能があります。スマホで、ぽちっと返信しやすいようにするための機能だと思います。そう。どうもこうもない返信なんてすでに機械でもできる。ヒトにしかできない返事をするからこそ、意味があるのだ、と思うのです。

メールばかり書いていてはダメ、と言って手を抜いたメール書いていても、それはそれでダメなのです。

違う言語を喋るときは性格が変わる?

同僚はアメリカ人なので会社では英語、家族は日本人なので家では日本語です。幸運なことに会社にも同じ日本人出向者はいながら、仕事ではほとんど関係しないので本当に英語のみ。トレーニングには最適です。 それで気づいたのですが、自分が英語でしゃべっている時はどうやらちょっと性格が違う人...