2019年4月30日火曜日

英語の言い回し 9


引き続きです。実はそろそろネタが減ってきました。もちろんキャッチできていないことも多いのですが、新しいidiomはそこまでたくさん出てこなくなったので。。。ちなみにこの中ではBallparkがダントツでよく出てきますし、私も使ってます。大体いくらくらい?とみつもりの幅を聞く時にもballpark numberといって使えます。


Third time's a charm
三度目の正直。

FWIW(for what it's worth)
有用かどうかはわからないけれど こういうものとして受け止めてください, といった感じ。参考まで、という程度か?

Put the cart in front of the horse
馬の前に馬車を置く。馬車は馬の後ろつなぐもの。転じて本来あるべき順の逆になっている物事のことを指す。

Role the dice
さいころをふる。運を天に任せる。

Ballpark
野球場。だが、なぜか「おおよその数を言う」。Can you ballpark a figure?

On the rader
Attention. Awareness.

Preaching to the choir
馬の耳に念仏。Choirは聖歌隊。preachingは説教する、伝道する。既に信じている信者に対して入信を進める、みたいな意味。「この方法で製造するのはリスクが高いし別の方法にするべきだ」と同僚に言ったら言われました。いや、わかってなさそうだったから言ったんだけど。。。

A game
最善を尽くす。

Quick on the trigger
銃の早打ちのことみたいです。メールを送るのがすごく早い人がいるので、「早すぎて追い付けん」とメールしたら、Sorry for being “quick on the trigger”だそうです。

2019年4月22日月曜日

新紙幣


日経新聞をみると、新紙幣を計画中とのニュースが。あれ?これだけキャッシュレスとか言っていながら、まだそっち頑張ります?その費用、ほかに使ったらいいのにな、というのが率直な感想です。

いま流通している日本円の紙幣は169.8億枚だそうです。日銀のHPに丁寧に書いてありました。金額だと110兆円。原価はWebにいろいろな数値がありますが、おおむね10~30円/枚程度。数年かけてお金が入れ替わっていくので、一気にではないですが、1698~5094億円くらいのお札の製造費用が掛かっちゃいます。うーん。思ったほどの額ではないな。。。

それでも、お札が変わると、おそらく日本中の自動販売機関係がすべてバージョンアップが必要になります。おお、これはかなりの額になりそう。交通機関関係、飲料の自動販売機関係、スーパーなど小売のレジがメジャーなところでしょうか。あ、スーパーでも手で数えているところはまだまだ多いと思うので、1割程度が更新必要と仮定します。

日本にある鉄道の駅:10,000程度らしい。自動販売機が、駅一つあたり平均5台あると仮定。
スーパー:20,000程度なので、2,000店舗くらいで機器の入れ替えが必要と仮定。1店舗当たりレジが5台と仮定。
コンビニ:55,000程度らしい。一店舗当たりレジが3台と仮定。
自動販売機:500万台(!)程度。これはお金を入れるところは1台につき1か所。

なので、10,000 x 5 + 2,000 x 5 + 55,000 x 3 + 5,000,000 = 5,225,000台の機械を新札用に対応させる必要が生まれます。一台いくらするのかわかりませんが、人ひとりが部品を付け替えるので10万円かかるとします(工数+部品代)。すると、ざっくり1兆円。中には部品の付け替えができないものもあるだろうし、その場合はこの機会に丸ごと更新、みたいなことも出てきます。レジとか、ああいう機械って基本業務用なので、部品一つとってもすごく高そう。飲料の自動販売機はWebをみていると100~200万円くらいしそうです。

お札のデザインが変わると、その新デザインゆかりの地とか人に関する観光が増えるか。うーんどれくらいか推算難しそう。

それでも上記のお札の印刷、お札認識機械の更新、観光と合わせて年間1兆円くらいの新需要が生まれると思われる。GDPの0.5%程度か。。。でも経済成長率が低調な近年では影響が大きいと思う。ということで、今回のお札刷新は、GDP向上のため、というのが本当のところではないかと予想します。



2019年4月14日日曜日

どこまで英語を勉強しても


Thanks a lot!のエントリーで書いた通り、英語学習にはゴールがありません。どこまでやってもキリがない。わかりやすい例を同僚が教えてくれました。

非ネイティブの人の多くは、発音(というか、みなさんaccentといいます。なぜかpronunciationとは言わないのがまた不思議)を矯正し、できるだけネイティブに近づこうとします。それはそれで素晴らしいことだし、アクセントが正しいと理解もスムーズで、相手の気を散らすことなく会話できるので、望ましいことは間違いないです。ただ、なまじこっちのアクセントが改善すると、相手は非ネイティブと話をしていることを忘れてしまいがちです。すると、言葉の裏に意味を込めて何かを言ってみたときにそれをこっちが理解すると期待させてしまうことになったりします。そうなると大変。こっちはそこまで理解するのは相当大変で、その間は中途半端な状態なので逆に相手を苛立たせることにもなりえます。

だから、英語は勉強するな!ということにはならないのですが、「どこまでやってもそのステージに応じた問題は起きてくるので、それをわかったうえでコミュニケーションをとる必要ありますよね」ということが今日学んだことです。

2019年4月10日水曜日

アメリカの高校生


いまの会社、たまに同僚が子供を連れてきたりします。今日はある人の高校生の息子さん。彼は、どうやら高校の授業の一環らしきもので、「なぜ薬の値段は高いのか」という課題をもってやってきました。で、いろんな人に話を聞いて、それを自分なりにまとめるのだそうです。アメリカでは今ホットな話題ですよね。どういう理由でこの課題にたどり着いたのかわかりませんが、教育的に素晴らしい。

で、15分くらい話をしたのですが、彼が何を言っているのか聞き取るのが大変でたいへんでした。日本でもそうですけど世代が大きく違うと、しゃべる感じが大人とかなり違うので、会話がとても難しいのだと思い知らされました。なんかうまく表現できませんが、そんな感じ。もちろんそんなことではダメで、こっちが受け止めるべきなのですが、なにぶんちょっと分が悪い。

後日、彼の父親が、彼が書いてくれた”Thank you card"を持ってきてくれました。アメリカではそういうカードを結構気軽にやり取りするということは知ってはいたのですが、実際にもらうことは今まであまりなかったのでびっくり。で、ついでに手書きで書いてある文字のあまりの読みづらさにさらにびっくりしました。アメリカ人の文字はお世辞にもあまりきれいではない(ように日本人の私には見える)ので、そういう文字をきれいに書くかどうかところではなく、カードを送って気持ちを伝える、というところに重点が置かれているんですね。たぶん。

日本のある大学の先生が教え子の学生から来た年賀状の字が汚いといって激怒されたという話を聞いたことがあるのですが、それとは考え方がだいぶ違うんですね。

父親もとてもいいひとなのですが、息子の彼も礼儀とかそういうことをキチンを教えられているんだな、すごいなあ、とも思いました。

Thanks a lot!


日本語に比べると、英語ってシンプルな言語にみえます。でも、それはあくまでも非ネイティブスピーカーから見ているからのようです。

Thanks a lot!というと、ふつうのThanksに比べるとより感謝している、かんじですよね。でも、別の文脈では、全く逆の意味を持って使われることがあるのだそうです。例えば、台所においてあったドーナッツを、誰かが最後の一つを直前に食べてしまった、という状況で、最後の一つを食べたかった人は、Thanks a lot!と言ったりするそうです。日本語で言うところの嫌味みたいな感じ。で、これを教えてくれた人が言うには、仕事のメールで純粋にThanks a lotと書いてあるのを見ても、なんか変な感じがするのだそうです。あ、このケースはインドの会社の人とのメールでのやり取りです。

ともあれ、そんな風に取られる可能性があるとは夢にも思っていませんでした。そして、(そんなところを目指す気はさらさらありませんが)ネイティブに近づくということは相当に非現実的な希望なのだと改めて思い知らされたのです。誤解を招く恐れのあるそういう領域にはもともと近づかないようにするほうがいいと思う。



違う言語を喋るときは性格が変わる?

同僚はアメリカ人なので会社では英語、家族は日本人なので家では日本語です。幸運なことに会社にも同じ日本人出向者はいながら、仕事ではほとんど関係しないので本当に英語のみ。トレーニングには最適です。 それで気づいたのですが、自分が英語でしゃべっている時はどうやらちょっと性格が違う人...